Web×グラフィックで仕事の幅を広げる
日々の学習お疲れ様です!
ベストグラフィックデザイン塾 講師の伊藤です!
今回は「Web×グラフィックでの仕事の幅の広げ方」についてお伝えします!
「ホームページを作ってほしい」
そんなご依頼から始まったお仕事で、
「実は名刺もお願いできますか?」
「チラシも作れますか?」
と、次々にご相談をいただくことがあります。
デザインの仕事をしていると、一つの制作物をきっかけに、別のデザインをご依頼いただくことは決して珍しいことではありません。
だからこそ、私はデザイナーとして、「まるっと請け負える」ことには大きな価値があると考えています。
私自身、最初はWebデザインからスタートしました
最初に学んだのはWebデザインでした。
ホームページを制作する仕事をしていると、少しずつお客様から別のご相談もいただくようになり…
「名刺も作れますか?」
「チラシもお願いできますか?」
当時、Webサイトを作ることはできても、グラフィックデザインについては、
まだ自信を持って提案できるほどの知識や経験がありませんでした…。
それでもご依頼いただいた以上、できる限り対応しようと制作していましたが、そこで強く感じたのが、
「Webだけではなく、グラフィックデザインもしっかり学びたい」
ということでした。
そして実際にグラフィックデザインを学んでいくと、
Webサイトを作ることとはまた違った視点や考え方が身につき、
デザイナーとして提案できることが一気に増えていきました!
地域のお店には、Web以外にもたくさんのデザインが必要
特に地域のお店や事業者様と直接お仕事をしていると、
「デザインの需要はホームページだけではない」ということを実感します。
例えば、新しくお店をオープンする場合。
必要になるのは、ホームページだけでしょうか?
実際には、
- ロゴ
- 名刺
- ショップカード、ポイントカード、診察券等
- チラシ
- クーポン
- キャンペーン告知
- メニュー
- 店内POP
- ラベル
- パッケージ
- 紙袋、封筒
- のぼり
- 看板
- SNS用画像
- Webサイト
など、たくさんのデザインが必要になります。
そして最近では、ホームページを持たず、InstagramなどのSNSを情報発信の中心にしているお店もあります。
もちろん、Webサイトが不要ということではありません。
Webサイトには、店舗情報やサービス内容をきちんと整理して伝えたり、
検索から新しいお客様に知ってもらったりする役割や信頼性があります。
一方で、地域のお店にとっては、日々の営業の中で使うチラシやショップカード、キャンペーン告知、看板など、
「実際にお客様の目に触れるグラフィックツール」も非常に重要です。
だからこそ、Webとグラフィックの両方を理解していることは、デザイナーにとって大きな強みになります。
「これもお願いできますか?」に応えられるデザイナーへ
Web制作×グラフィックデザインの知識が加わると、クライアントに提案できることが変わってきます。
Webサイトを作れるデザイナー
から、
Webサイトも、ロゴも、名刺も、チラシも、店舗ツールも相談できるデザイナー
へ。
逆に、グラフィックデザインを専門にしているデザイナーもWebサイトを作れるようになると強い武器となります!
さらに一歩進むと、
「このお店には何が必要なのか?」を一緒に考えられるデザイナー
になれます。
これは単純に「作れるものが増えた」ということではありません。
クライアントから見た価値が変わるということです☆
「何でも作れる人」になる必要はありません
ここで、「まるっと請け負える」という言葉を聞いて、
「IllustratorもPhotoshopもWebも、動画も写真もSNSも、全部できないといけないの?」
と思った方もいるかもしれません。
もちろん、すべてを一人でできる必要はありません。
大切なのは、「何でも自分で作れること」ではなく、
「クライアントに何が必要なのかを考えられること」です。
「新しくお店をオープンしたい」という相談を受けたとき、
「ホームページを作りましょう」
だけで終わるのではなく…
「ロゴはありますか?」
「ショップカードは必要ですか?」
「オープン告知のチラシは作りますか?」
「看板やのぼりはどうしますか?」
「SNSではどんな発信をしていきますか?」
と、事業全体を見ながら必要なものを考える。
自分が制作できるものは自分で担当し、専門外のものは他の専門家と連携する。
それも、「まるっと請け負える」ということだと言えます!
ロゴを「作って終わり」にしない
グラフィックデザインを学ぶ上で、
特に大切にしてほしいのが、ロゴを単体で考えないことです。
例えば、一つのロゴを制作したら、
ロゴ→ブランドカラー・フォント→名刺/ショップカード
→チラシ→看板→SNS→Webサイト
というように、その世界観をさまざまな媒体へ展開していくことができます。
ロゴそのものをきれいに作ることはもちろん大切です。
でも、本当に重要なのは、
「このロゴが実際のお店や会社の中でどう使われるのか?」
まで考えること。
名刺にしたらどう見える?
ショップカードにしたら?
看板にしたら?
どんなものに使うの?(販促グッズの展開、商品ラベル、営業者のステッカー、制服やユニフォーム等)
SNSのアイコンにしたら?
Webサイトではどう見せる?
そこまで考えられるようになると、ロゴ制作は単なる「マークを作る仕事」ではなく、ブランド全体をデザインする仕事へと変わっていきます!
「またお願いします」が生まれるデザイナー
クライアントから、
「次はショップカードもお願いします」
「キャンペーンのチラシもお願いできますか?」
「看板も相談していいですか?」
と言っていただけたら、とても嬉しいですよね。
これは単に「仕事が増えた」ということではありません。
「この人に相談すれば、デザインのことをまとめて考えてくれる」
という信頼が生まれたということです。
最初はロゴ制作だけだったとしても、
少しずつ関わるデザインの範囲が広がっていく。
そうすると、一つひとつの制作物を納品するだけではなく、クライアントの事業やブランドを長く支えていくことができます。
私は、これこそがデザイナーとしてとてもやりがいのある仕事だと思っています。
「制作する人」から「伴走する人」へ
デザイナーの仕事は、依頼されたものをきれいに作って納品することだけではありません。
クライアントが何を必要としているのかを考え、そのブランドの世界観をつくり、
それをWebや紙、店舗ツール、SNSなど、さまざまな場所へ展開していく。
そして、
「何かデザインのことで困ったら、まずこの人に相談しよう」
と思ってもらえる存在になる。
そんなデザイナーになれたら、とても強いと思います。
Webを学んでいる方も、グラフィックデザインを学んでいる方も、ぜひ「自分は何を作れるか」だけではなく、
「クライアントのために、何を提案できるか?」
という視点を持ってみてください。
WebはWeb、グラフィックはグラフィックと分けて考えるのではなく、それぞれの強みを組み合わせる。
また、他にも自分の強みを掛け合わせて、専門性を高めたり、自分の色を出せると強みになります。
そして、クライアントの事業をまるごと見渡しながら、必要なデザインを提案できる。
「制作物をつくるデザイナー」から、「クライアントの事業に伴走できるデザイナー」へ。
「これもお願いできますか?」に、
「はい、できます!」
と自信を持って答えられる。
そんな「まるっと請け負えるデザイナー」を、目指していきましょう。
You can do it!!!

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