農家さんのECサイト相談が増えている理由。第6次産業とネット販売の話
沖縄から、こんにちは!EC講師の亀井です。
今日は、最近知った言葉についてお話ししたいと思います。
それが、
第6次産業
という言葉です。
皆さん、聞いたことありますか?
私は最近この言葉を知ったのですが、聞いた時に、
「あ、これからECサイト制作とかなり関係してくる話だな」
と思いました。
今日はこの第6次産業と、農家さん・生産者さん向けのECサイトについてお話ししたいと思います。
第6次産業とは?
第6次産業とは、簡単に言うと、
生産者さんが、作るだけでなく、加工して、自分たちで販売まで行う流れ
のことです。
例えば農家さんで考えると、
野菜や果物を作る。
これは1次産業です。
次に、その農作物を使って、
- ジャムにする
- ドライフルーツにする
- お菓子にする
- 加工食品にする
これは2次産業です。
そして最後に、
- 自社サイトで販売する
- Instagramで発信する
- ECサイトで全国に届ける
- 直売所やイベントで販売する
これが3次産業です。
つまり、
1次産業 × 2次産業 × 3次産業
この流れを自分たちで行っていくのが、第6次産業という考え方です。
難しく聞こえますが、ざっくり言うと、
作って、加工して、自分たちで売る
ということですね。
これから生産者さんにも「売る力」が必要になる
これまで農家さんや生産者さんは、
「良いものを作る」
ことが一番大事だったと思います。
もちろん、それは今でも変わりません。
ただ、これからは良いものを作るだけではなく、
どうやって届けるか?
もかなり大事になってくると思っています。
どれだけ良い商品を作っていても、
その魅力が伝わらなければ、なかなか買ってもらえません。
逆に、
- 誰が作っているのか
- どんな想いで作っているのか
- どんな場所で育てているのか
- どう食べると美味しいのか
こういったことが伝わると、
「この人から買いたい」
「この農園の商品を食べてみたい」
と思ってもらえることがあります。
ここに、ECサイトやWeb発信の役割があると思っています。
実際に農家さんからの相談が増えています
実際に、私のところにも最近、農家さんや生産者さんからのお問い合わせが増えてきています。
内容としては、
- 自分たちの商品をネットで売りたい
- 予約販売をしたい
- ギフト販売をしたい
- Instagramから購入につなげたい
- 収穫時期に合わせて販売ページを整えたい
といった相談です。
私自身も昨年、沖縄のマンゴー農園さんのECサイト制作をお手伝いさせていただきました。
マンゴーは収穫時期が限られる商品なので、
ただサイトを作って終わりではなく、販売時期に合わせた準備がとても大切になります。
今年も収穫時期に合わせて、サイトのブラッシュアップやInstagramでの発信などをお手伝いさせていただいています。
こうした経験を通じて感じるのは、農家さんや生産者さんにとって、これからは
作る力だけでなく、届ける力も大事になる
ということです。
ECサイトは、ただ商品を並べるだけではない
農家さん向けのECサイトで大事なのは、
商品を並べるだけではないと思っています。
例えば、マンゴーを販売するとします。
ただ、
「マンゴー1箱〇〇円」
と書くだけでは、どうしても価格比較になりやすいです。
でもそこに、
- どんな農園で育てているのか
- どんなこだわりがあるのか
- 収穫時期はいつなのか
- 贈答用に向いているのか
- 食べ頃はいつなのか
- どんなお客様に喜ばれているのか
こういった情報があると、商品の見え方が変わります。
つまりECサイトは、
商品を売る場所であり、商品の価値を伝える場所
でもあるんですよね。
ここが面白いところです。
Instagramとの相性もかなり良い
農家さんや生産者さんの商品は、Instagramとの相性も良いです。
なぜなら、写真で魅力が伝わりやすいからです。
例えば、
- 畑の様子
- 収穫の様子
- 箱詰めの様子
- 商品が届いた時の写真
- 食べ方の提案
- お客様の声
こういう発信は、見ている人にとっても分かりやすいです。
ただ、Instagramだけだと、購入までの導線が弱いことがあります。
せっかく投稿を見て、
「美味しそう」
「買ってみたい」
と思ってもらっても、購入ページが分かりにくいと、そこで離れてしまいます。
だからこそ、
Instagramで興味を持ってもらい、ECサイトで購入してもらう
という流れが大事になります。
EC制作者にとってもチャンスがある
この第6次産業の流れは、ECサイト制作を学んでいる方にとってもチャンスだと思っています。
なぜなら、生産者さんの中には、
「ネット販売を始めたいけど、何から始めたらいいか分からない」
という方が多いからです。
いきなり大きなECサイトを作る必要はありません。
最初は、
- 商品数を絞る
- 予約販売から始める
- ギフト商品だけ販売する
- 収穫時期だけ販売する
- Instagramから購入ページへつなげる
こういう小さな形でも十分です。
むしろ初心者の方が最初に提案するなら、
大きなネットショップよりも、
小さく始めるECサイト
の方が現実的だと思います。
ただし、簡単ではありません
もちろん、農家さん向けのECサイトも簡単ではありません。
例えば、
- 収穫時期が限られる
- 在庫が読みにくい
- 配送温度の管理が必要
- ギフト対応が必要
- 予約販売の設計が必要
- 販売開始時期を逆算する必要がある
など、考えることは結構あります。
特に生鮮食品の場合は、通常の物販ECとは違う難しさがあります。
だからこそ、制作側もただサイトを作るだけではなく、
「いつ販売するのか?」
「どのくらい在庫があるのか?」
「どう届けるのが一番スムーズか?」
「お客様が安心して買える導線になっているか?」
を一緒に考える必要があります。
ここが、ECサイト制作の面白いところでもあります。
最後に
第6次産業という言葉を知って、改めて感じたのは、
これから生産者さん自身が、
作るだけでなく、売る力も必要になってくる
ということです。
そして、その流れの中で、ECサイトやInstagram発信の役割はかなり大きくなると思っています。
農家さんが自分たちの商品を直接届ける。
商品の背景や想いを伝える。
地域の商品を全国に届ける。
こういう流れは、これからもっと増えていくかもしれません。
ECサイト制作を学んでいる方にとっても、
農家さんや生産者さん向けのECサイトは、かなり面白いジャンルだと思います。
この記事を読んで、
「農家さん向けのECサイト、面白そう!」
「身近にもネット販売できそうな商品があります!」
と思った方は、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
それでは、
また来週〜はいさい!
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コメント
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亀井さん こんにちは。
今回のお話、めちゃくちゃ勉強になりました。
実は今、まさに身近でじゃがいも作りに携わっていて、
販路をもうちょっと広げたいと考えているというお話を聞いているところでした。
また、この手のお話で共有できることがありましたら、ブログで紹介してくださいね。
よろしくお願いいたします。