沖縄から、こんにちは!EC講師の亀井です。

今日は、最近クライアントワークをしていて感じることについてお話ししたいと思います。
テーマは、
クライアントもAIを使う時代。制作者が気をつけたいこと
です。
最近、本当にAIを使う方が増えました。
Webデザイナーや制作者だけではなく、クライアントさん側も普通にAIを使っています。
文章をAIで作る。
画像をAIで作る。
サービス内容をAIに整理してもらう。
デザイン案やサイト構成をAIにチェックしてもらう。
こういうことが、かなり普通になってきていると感じます。
しかも、若い方だけではありません。
60代の経営者の方でも、普通にAIを使っている方がいます。
これは本当にすごい変化だと思います。
ただ、その一方で、制作者側として気をつけないといけないことも増えてきました。
AIの回答を「正解」だと思っているクライアントさんもいる
AIは本当に便利です。
私自身もかなり使っていますし、これからWeb制作やEC制作をするなら、AIは使った方がいいと思っています。
ただ、ここで注意が必要なのが、
AIの回答をそのまま正解だと思ってしまうこと
です。
クライアントさんの中には、
「AIに聞いたらこう言っていました」
「AIではこの文章が良いと言われました」
「AIでチェックしたら、ここを直した方がいいと出ました」
という形で相談してくる方もいます。
もちろん、AIの回答が参考になることもあります。
むしろ、良い視点をくれることもあります。
ただし、AIの回答が必ずその案件に合っているとは限りません。
ここが大事です。
AIは一般的な答えを出すのは得意です。
でも、その会社の状況、商品の強み、お客様の悩み、ブランドの雰囲気、商談の流れ、実際の現場感まで全部分かっているわけではありません。
だから、AIの回答をそのまま使うと、なんとなく整っているけど、実際にはズレていることがあります。
AIの文章はきれい。でも、その人の言葉ではないことがある
特に文章は分かりやすいです。
AIで文章を作ると、すごく整った文章が出てきます。
でも、よく見ると、
「どこかで見たことがあるような文章」
になっていることがあります。
丁寧だけど、印象に残らない。
きれいだけど、その人らしさがない。
間違ってはいないけど、読み手に刺さらない。
こういうことが結構あります。
例えば、ECサイトの商品説明でも同じです。
「こだわりの商品です」
「厳選素材を使用しています」
「丁寧に作っています」
こういう文章は、間違ってはいません。
でも、それだけだと、どの商品にも使えそうな文章になってしまいます。
本当に大事なのは、
- なぜその商品を作っているのか
- どんな想いがあるのか
- どんな人に届けたいのか
- 実際のお客様は何に喜んでいるのか
- 他の商品と何が違うのか
こういう部分です。
ここは、AIだけではなかなか出しきれません。
クライアントさんに話を聞いて、現場の言葉を拾って、そこから整理する必要があります。
AI画像も、そのまま使うには注意が必要
画像生成AIもかなり便利です。
以前なら時間がかかっていたイメージ画像も、一瞬で作れるようになりました。
バナー案、アイキャッチ、SNS投稿画像なども、かなり作りやすくなっています。
ただし、AI画像もそのまま使うには注意が必要です。
例えば、
- 手や文字がおかしい
- 実際の商品と違う
- ブランドイメージと合っていない
- 写真っぽいけど現実とは少し違う
- 細かい部分に違和感がある
こういうことがあります。
特にECサイトの場合は注意が必要です。
実際の商品と違う画像を使ってしまうと、購入後のクレームにつながる可能性もあります。
お客様は画像を見て判断します。
だから、AI画像は便利ですが、商品そのものを表現する場面では慎重に使う必要があります。
イメージ画像として使うのか。
実際の商品写真として使うのか。
ここはきちんと分けて考えた方がいいです。
「AIがこう言っていました」に対して、どう返すか
これから増えると思うのが、
「AIがこう言っていました」
というクライアントさんからの相談です。
この時に、制作者側がムッとしてしまうと、あまり良い方向に進みません。
「いや、それはAIが間違っています」
といきなり否定すると、クライアントさんも気持ちよくありません。
大事なのは、AIと戦うことではなく、
今回の目的に合っているかどうか
に話を戻すことだと思っています。
例えば、
「確かにその視点もありますね。ただ、今回のターゲットを考えると、こちらの表現の方が伝わりやすいと思います」
「AIの提案も参考になりますが、今回の商品は実際の写真の方が信頼感が出ると思います」
「文章としてはきれいですが、御社らしさを出すなら、もう少し実際のお客様の声に近い言葉を入れた方が良さそうです」
こういう返し方です。
AIを否定するのではなく、目的に戻す。
ここが大事だと思います。
制作者側も、AIの回答をそのまま使っていたら危ない
そして、これはクライアントさんだけの話ではありません。
制作者側も同じです。
AIで出てきた文章をそのまま使う。
AIで出てきたデザイン案をそのまま出す。
AIで出てきた提案を、何も考えずにクライアントさんに渡す。
これはかなり危ないと思っています。
AIを使うのは良いです。
というより、これからは使った方がいいと思います。
ただし、
自分の判断軸を持たずに使うのは危ない
です。
なぜこの文章なのか。
なぜこの構成なのか。
なぜこの色なのか。
なぜこの画像なのか。
なぜこの導線なのか。
ここを自分の言葉で説明できないと、プロとしては少し弱いと思います。
AIが出したから。
AIが良いと言ったから。
これだけでは、制作者としての判断になっていません。
AI時代に制作者に必要なのは、判断する力
これからの制作者に必要なのは、AIを使えることだけではないと思っています。
AIを使った上で、
どれを採用するか判断できること
が大事です。
AIの回答の中には、使えるものもあります。
でも、使わない方がいいものもあります。
一部だけ使った方がいいものもあります。
その判断をするためには、
- クライアントの目的
- ターゲット
- 商品の強み
- 導線
- ブランドイメージ
- 実際の運用
を理解している必要があります。
つまり、AIを使う時代だからこそ、制作者側のヒアリング力や整理力、判断力がより大事になると思っています。
AIは答えではなく、たたき台として使う
私は、AIは答えを出してくれるものというより、
たたき台を作ってくれるもの
くらいに考えるのが良いと思っています。
ゼロから考えるより、AIに最初の案を出してもらう。
そこから、
「これは使える」
「これは違う」
「ここはもう少し現場の言葉に変えよう」
「この表現はターゲットに合わないな」
と判断していく。
この使い方が良いと思っています。
AIを使うことで、作業スピードはかなり上がります。
でも、最終的に責任を持つのは人間です。
クライアントさんに提案する以上、
「AIが言っていたので」
ではなく、
「今回の目的を考えると、こちらが良いと思います」
と言えるようにしておきたいですね。
最後に
クライアントもAIを使う時代になりました。
これはもう避けられない流れだと思います。
60代の経営者の方でも普通にAIを使っている時代です。
これからは、
「AIを使うかどうか」
ではなく、
AIをどう使うか
が大事になってきます。
AIを否定する必要はありません。
むしろ、どんどん使った方がいいと思います。
ただし、AIの回答をそのまま正解として扱うのは危険です。
クライアントさんがAIを使ってきた時も、制作者側がAIを使う時も、
根拠と判断軸を持つこと
が大事です。
なぜそう考えたのか。
何を目的にしているのか。
誰に届けたいのか。
今回の案件では、どちらが合っているのか。
ここを自分の言葉で説明できることが、これからの制作者には必要になると思っています。
この記事を読んで、
「クライアントさんからAIで作った文章を渡されたことがあります」
「AIでチェックした内容を指摘されたことがあります」
「自分もAIの答えをそのまま使っていたかも」
という方がいれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
それでは、
また来週〜はいさい!


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